「virus」の日本語読みに関して、かつてはヴィールス、バイラス、などの読み方があったようです。
今は「ウイルス」「ウィルス」の2表記を見かけます。
どちらが正しい?
ということで調べてみました。
ウイルス対策ソフト
まずはウイルスといえば
こちらはウイルス表記。イが大文字です。
日本ウイルス学会
日本医学界の日本ウイルス学会は(答えがでているが
ウイルス表記です。イが大文字です。
Googleヒット数
読み方なので、どちらが間違い、というものではないと思いますが、「ウイルス」表記が主流のようです。最後にGoogle
ウイルス624,000,000件に対し、ウィルス130,000,000件でした。
ウイルス624,000,000件 > ウィルス130,000,000
「ウイルス」イが大文字の表記の方が約5倍ほどヒット数が多いです。
厚労省の表記
厚労省「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
厚労省の「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」ページでは、「ウイルス」表記で統一されています。
ただ一箇所、診療の手引へのリンク文言が「ウィルス」表記になっていました。
しかし、リンク先のPDFでは「ウイルス」表記になっていました。
https://www.mhlw.go.jp/content/000702064.pdf
なので「ウィルス」のイが小文字はおそらく誤植の可能性があります。
東京大学医学研究所
東京大学医学研究所のウイルス感染分野ページ
https://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/lab/microbiologyimmunology/section01.html
こちらも「ウイルス」でした。
Wikipedia
Wikipediaの表記を確認してみます。
日本語での表記(歴史的仮名遣含む)
(太字は三省堂『大辞林』掲載表記)
1953年(昭和28年)に日本ウイルス学会が設立されたのを機に、「ウイルス」という表記が日本語の正式名称として採用された。その一方、日本医学会はドイツ語発音に由来する「ビールス」を用い、1970年代頃は「ビールス」呼称が学校や一般で使用されていた。現在は宿主に関わらず「ウイルス」が正式名称である[13][14]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9
やはり日本ウイルス学会が設立された際に「ウイルス」表記が正式名称として採用されたようです。
- ウイルスバスター
- 日本ウイルス学会
- 厚労省
- 東京大学
- Wikipedia
「ウイルス」表記が正式でした。
サイトでの表記、LP、ページ制作で必要な場合は「ウイルス」表記にしましょう。
ウィルスより、ウイルスのほうが使われているんですね!!!!!勉強になりました!!!有難うございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
数もそうですが、「ウイルス」が正式名称ということです。