世界的な食料品価格の高騰と今後について

各業界のECサイト支援を通じて

チョッピーデイズではWeb制作、開発に加え、Webマーケティング、ECサイト運用支援コンサルティングも行っております。

複数のお取引先のECサイト構築、運用も行っているため、各業界での動向情報も見聞きしたりします。

20L商品200個の受注

運営支援先のクライアントから電話で

「今日20Lの商品が200個注文ありました!」

ECサイトのWebマーケティング運用も全面的に対応しているクライアントから嬉しい連絡。主にSEOの強化、Web広告、Webプロモーションを企画から運用まで請け負っていて、今までゼロから必ず売上を作ることを行ってきてますが、突然200個の受注が入ったということは前例がありませんでした。

ちなみにECサイトは、立ち上げた時点ではスタートラインにも立っておらず、そこからどうやって売上を作るかを考えることがECサイトビジネスの本質です。

複合的な施策により売上を徐々に、安定的に作ることを基本に対応しています。

今まで支援を行ってきたクライアントは徐々に売上を作ってきましたが、急激に売れるということもあります。

ただ今回の場合、それまで日に多くても10個単位のものが突然100個単位で売れだしたので、需要の要因を確認すると、

「今中国で食料品の買い占めが始まっていて食料品価格が今後高騰するようで、今のうちに確保したいらしいです。」

とのこと。

以前から食料品価格の値上げニュースはありましたが、どうやら食料品全体で値上がりが始まっているようです。

適切なWebプロモーションで商品が売れ始めるのは良いですし、需要の原因が何であれそれに適時対応ができていることは問題はないですが、今後の動向把握のためにも、今食料品業界で何が起こっていて、今後どのようになるかを調べてみました。

世界の食糧事情

Forbesの2020/7/28、中国の食糧事情に関する記事

https://www.forbes.com/sites/salgilbertie/2020/07/28/china-food-crisis-rising-domestic-prices-and-large-import-purchases-send-a-signal/?sh=2db5cc871bcb

今、中国が直面している3つの大きな問題は、洪水、疫病、在庫問題です。
洪水で米や小麦などの作物が危険にさらされている

平均以上の降雨と洪水の増加は、中国の巨大な三峡ダムを危険にさらしているだけでなく、すでに長江全域の各省では、雨と洪水によって米や小麦などの作物の生産に支障をきたしている。

https://www.forbes.com/sites/salgilbertie/2020/07/28/china-food-crisis-rising-domestic-prices-and-large-import-purchases-send-a-signal/?sh=2db5cc871bcb

この数ヶ月間、中国は米国やその他の国からの豚肉、大豆、大豆粉、小麦、トウモロコシ、ソルガム、調理済み/冷凍食品の輸入を増やしています。中国は自給自足ではなく、世界の助けを必要としています。特に、国内の生産と在庫が損なわれている場合はなおさらです。

https://www.forbes.com/sites/salgilbertie/2020/07/28/china-food-crisis-rising-domestic-prices-and-large-import-purchases-send-a-signal/?sh=2db5cc871bcb

2020年7月の時点で中国は、天候などの問題で作物生産に支障があり、ECに次ぐ世界第2位の小麦生産量にもかかわらず小麦の輸入量は過去7年間で最高、中国のトウモロコシ価格は5年ぶりの高値に上昇、他にも豚肉、大豆、大豆粉、小麦、トウモロコシ、ソルガム、調理済み/冷凍食品の輸入を増やしているという報道がありました。

ただこの記事の末尾には

It’s too early to gauge the ultimate severity of China’s total food woes, and it’s highly unlikely that the ripple effects of China’s food issues will cascade through the global food chain, but right now Chinese leadership has food security as a top concern.

中国の食糧問題の最終的な深刻さを測るには時期尚早であり、中国の食糧問題の波及効果が世界の食物連鎖に波及する可能性は極めて低いが、現在、中国の指導者は食糧安全保障を最重要課題としている。

とあり、この時点ではまだ世界的な影響はないとあります。

最近のブルームバーグの記事

https://www.bloomberg.com/news/articles/2021-05-06/one-grain-is-keeping-the-world-s-food-crisis-from-getting-worse

Global Hunger Hits Highest in Years as Pandemic Hurts Income

This time, the impact of soaring crop prices on grocery shelves can already be seen in higher tortilla prices in Mexico and beef in Brazil. In the U.S., it’s more expensive bacon and other meat cuts due to higher feed costs. Asia is generally more insulated as wheat is usually less of a diet staple than rice.

パンデミックによる収入減で世界の飢餓は過去数年で最大に
今回、作物価格の高騰が食料品の棚に与える影響は、すでにメキシコのトルティーヤやブラジルの牛肉の価格上昇に現れています。米国では、飼料コストの上昇により、ベーコンやその他のカット肉の価格が上昇しています。アジアでは、米よりも小麦の方が主食になりにくいため、一般的には影響を受けません。

特にとうもろこしなどの飼料コストの上昇、それに伴い食肉価格も高騰しているとのこと。

そして国連WFP

https://ja.wfp.org/news/acute-food-insecurity-soars-five-year-high-warns-global-report-food-crises

2020年に深刻な食料不安が発生した主な要因は以下の通りです。

紛争(20の国・地域で約1億人が急性食料不安に陥った主な要因、2019年の7,700万人から増加)。

経済的ショック(新型コロナウィルスによるものが多い)は、影響を受ける人の数と国の数の両方において、気象現象に代わって、急性食料不安の第2の要因(17の国・地域で4,000万人以上、2019年の8カ国で2,400万人から増加)となりました。

異常気象(15の国・地域で約1,600万人で、25の国・地域で3,400万人から減少)

2021年も紛争が食料危機の主な要因であることに変わりはありませんが、新型コロナウィルスとそれに関連する封じ込め策、および異常気象は、脆弱な経済圏における急性の食料不安を悪化させ続けるとみられています。

https://ja.wfp.org/news/acute-food-insecurity-soars-five-year-high-warns-global-report-food-crises

紛争、新型コロナウイルス、異常気象が要因で、2021年も食糧危機がおもに脆弱な経済圏で悪化していくと報じられています。

すでに現場では中国系企業によると思われる買い占めがあり、各食料価格の高騰がはじまっており、それが一時的なことではないことが各メディア記事からわかります。

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