WordPressのプラグインやテーマ等の開発において命名規則について調べました。
キャメルケースは使わない
変数、アクション、関数の名前にはアルファベット小文字を使います。camelCase は使いません。単語はアンダースコアで区切ります。
https://ja.wordpress.org/team/handbook/coding-standards/wordpress-coding-standards/php/#%e5%91%bd%e5%90%8d%e8%a6%8f%e5%89%87
個人的に衝撃だったんですけど、Wordpressに関する開発にはキャメルケースは使用しないとのこと。
キャメルケース (camelCase) | 複数の単語を連結する際に、単語の最初を大文字で書き表すこと命名規則。全ての単語の先頭を大文字にするのがアッパーキャメルケースもしくはパスカルケースで、先頭の単語だけ小文字にするのがローワーキャメルケースと呼ぶ。 |
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スネークケース (snake_case) | 複数の単語を連結する際に、単語をアンダースコアでつなぐ命名規則。 |
ケバブケース (kebab-case) | 複数の単語を連結する際に、単語をハイフンでつなぐ命名規則。 |
WordPressの開発はキャメルケースは使わず、スネークケースを使用して開発する基準のようです。
不必要に変数名を省略しないでください。コードは明確に、理解可能なものにしてください。
https://ja.wordpress.org/team/handbook/coding-standards/wordpress-coding-standards/php/#%e5%91%bd%e5%90%8d%e8%a6%8f%e5%89%87
単語は略語を使用せず、明確に作成するとのこと。
メソッド例
function some_name( $some_variable ) { [...] }
クラス名は先頭を大文字
クラス名は大文字で始まる単語をアンダースコアで区切ります。省略語はすべて大文字にします。
https://ja.wordpress.org/team/handbook/coding-standards/wordpress-coding-standards/php/#%e5%91%bd%e5%90%8d%e8%a6%8f%e5%89%87
class Walker_Category extends Walker { [...] }
class WP_HTTP { [...] }
定数は大文字
define( 'DOING_AJAX', true );
ファイル名はケバブケース
ファイル名はアルファベットの小文字を使用して、内容を説明する名前にしてください。単語はハイフンで区切ります。
my-plugin-name.php
ファイル名に関しては「ケバブケース」を使用します。
クラスファイルは先頭に「 class- 」をつけます 。
クラスファイルの名前はクラス名を基にして、前に「class-」を付け、クラス名内部のアンダースコアはハイフンで置き換えます。 たとえば「WP_Error」の場合
class-wp-error.php
まとめ
WordPressのコード命名規則は下記
・アンダースコアでつなぐスネークケース
・ファイル名は、ハイフンでつなぐケバブケース