加点主義者のモチベーションと、減点主義者のモチベーション(アディショナリスト vs ペナルティスト)

加点主義者のモチベーションと、減点主義者のモチベーション(アディショナリスト vs ペナルティスト)

モチベーション。

この言葉ほど誤解を生んでいる表現もないと思います。

日本はモチベーションが低い人が多いという記事をよくみかけます 。

日本はモチベーションが低い。
日本の会社はモチベーションが低い。 
日本のサラリーマンはモチベーションが低い。

ではモチベーションをどうやってあげるかという点についても、さまざまな意見があります。

どうやったらモチベーションがあがるのか。
モチベーションはあげるものではない。
他者のモチベーションをあげようとしてはいけない。
モチベーションは不要である。
モチベーションが低いからは言い訳にならない。
ほめればモチベーションはあがる。
ほめてもモチベーションはあがらない。

モチベーションは大事だとだれもがわかっていながら、そもそもモチベーションとは何かがほとんどの人はよくわかっていないのが現状です。

モチベーションとはなにか

モチベーションとは、

「人が行動を起こすときの原因、すなわち動機を意味する。」

です。

意味はこれだけです。

モチベーションは「人が行動を起こすときの原因」

行動する原因となるものがモチベーションです。

では行動する原因は、いったい何なのか。

本当のモチベーションの源泉とは

いったいモチベーションとは、モチベーションの源泉は何なのか。

最初に結論として、本当のモチベーションの源泉は、

「行動することそのものがプラスになるという期待感」

それがいわゆる「モチベーション」と考えています。

行動することそのものがプラスになるという考え方が、すなわち加点主義です。

「加点主義:アディショナリズム」

加点主義を根源とした思考でなければ、なにをやってもモチベーションは生まれないと思います。

加点主義を根源とした思考であれば、すべての行動に対してモチベーションの源泉となりうるのです。

加点主義者=アディショナリストと、減点主義者=ペナルティストのモチベーション

減点主義者=ペナルティストのモチベーション

減点主義者の考えるモチベーションは、下の図のように表すことができます。

減点主義には、加点する・プラスするという考えが基本的に無いです。

目標到達点がゼロになり、ゼロ地点に到達すれば成功(ただしゼロ)と考えると、

まずはマイナス状態からスタートすることになります。

これが、減点主義の目標設定です。

まず目標設定時点で、現状と目標までの差が「モチベーション」になります。

目標設定時点ではマイナスからのスタートです。

そしてその目標に対して行動し、仮に80点達成したとしましょう。

その時点で減点主義者は、目標に対してマイナス20点の評価になります。

そうです、マイナスなんです。

仮に100点となった場合は、目標設定が甘いということになり、目標設定自体が減点対象になります。

結果検証で、あなたは「マイナス20点でした。」と告げられ、あなたが如何にマイナスかを教えるために、減点部分のみを強く指摘されます。

「今回はこれができなかった、あれができなかった。」

「結果、今回はマイナス20点だった。次はもっとがんばるように

次は、さらに減点されたところからのスタートになります。

そうです。さらにモチベーションを上げるためです。

減点主義者:ペナルティストは、モチベーションを上げるためには、高い目標が必要と考えます。

より困難なミッションを掲げる事自体が、本人のモチベーションになると無意識で信じています。

極端にいえば、減点主義の組織では、地獄の業火にやかれながら恐怖のなかで取り組むようなものです。

加点主義者:アディショナリストのモチベーションとは

加点主義者:アディショナリストのモチベーションは、

モチベーションの定義にあるように

「行動そのものが加点・プラスである」

図で表すなら

始点がゼロというのがしっくりこなければ、スタートがフリーザ様と同じでいいんです。

すべての行動に対して加点するのが加点主義です。

自分の取り組む対象にむかって行動を起こすこと、それそのものがプラスなんです。

より良くするためにどうするか考え行動する。たとえ失敗しても、失敗自体がプラスです。

うまくいかなったら、うまくいくまで行動する。その行動すべてがプラスです。

加点主義には、「減点がない」んです。

減点主義では本当のモチベーションは生まれない

減点主義ではモチベーションは生まれません。

なぜなのか。

モチベーションは、「行動の原因」だからです。

減点主義では、すべての「行動」は「減点対象」になってしまいます。

仕事を終わって早く帰ることも「減点対象」

新しいことにチャレンジすることも「減点対象」

目標も「減点対象」

当然やる気も起きず、チャレンジもなく、残業も増え、萎縮と息苦しさのみが残るのです。

今の日本で起きている様々な問題、日本の停滞がこの

「減点主義思想」

「ペナルティズム」

が最大の原因なんです。

まとめ

昨今のうつ病、また自殺者の増加などは、生きる気力の低下が一つの原因と思います。

やる気がおきない。

生きる気力がわかない。

その場合、自分で何かをやってみて、それそのものを自分でまずは褒めて見ましょう。

たとえ朝寝坊してしまっても「朝なんとか起きれた。やった!」と心で念じてみましょう。

ごく小さい目標をもって、そこをゴールにし、達成したら褒めましょう。

そこから小さくても生きるための活力を少しずつ増やしていきましょう。

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