なにかあればため息
どうしたらよいか尋ねれば「どうなんすかねぇ。。」
これどう思います?ときけば「わからないですけど。。」
なにか質問をしたところで、返ってくるのはネガティブな言葉のみ。
姿勢も猫背で凝り固まって、とりあえず背伸びしましょうか?と聞いても
「いや、ィィっす」
「ヤラナイッス」
どうすればいいか。
ほとんどモチベーションがなくなっているその彼にしたことが、
とにかく行動の依頼と感謝。
これが、このサイトでいう「加点主義」の最も重要な行為の一つ。
加点主義・アディショナリズムの主な構成要素の一つは、お願いと感謝。
ひたすら小さな行動のお願いと、それに対応してくれたことに対する感謝。
アディショナリストとしての重要な要素が、このお願いと感謝。
細かい成功体験なども二の次で、とにかく感謝=加点を与える環境をつくること。
やってくれてありがたい。
対応してくれてありがたい。
なんなら、そこにすわっててくれるだけでありがたい。
そこまで突き詰めて、とにかく感謝=Additional Point。
この感謝の繰り返しが、自己肯定感をつねに感じられる環境に身を置き、彼自身の自己評価をあげ、彼が自信を取り戻す結果になりました。
とかく細かい目標設定をして、それをクリアさせることでモチベーションがあがるというコーチングが多いと思いますが、それは結局
「減点主義」
の発想であると考えています。