会社に勤める一人のうつ病男性2 加点主義とは

なにかあればため息

どうしたらよいか尋ねれば「どうなんすかねぇ。。」

これどう思います?ときけば「わからないですけど。。」

なにか質問をしたところで、返ってくるのはネガティブな言葉のみ。

姿勢も猫背で凝り固まって、とりあえず背伸びしましょうか?と聞いても

「いや、ィィっす」

「ヤラナイッス」

どうすればいいか。

ほとんどモチベーションがなくなっているその彼にしたことが、

とにかく行動の依頼と感謝

これが、このサイトでいう「加点主義」の最も重要な行為の一つ。

加点主義・アディショナリズムの主な構成要素の一つは、お願いと感謝

ひたすら小さな行動のお願いと、それに対応してくれたことに対する感謝。

アディショナリストとしての重要な要素が、このお願いと感謝。

細かい成功体験なども二の次で、とにかく感謝=加点を与える環境をつくること。

やってくれてありがたい。

対応してくれてありがたい。

なんなら、そこにすわっててくれるだけでありがたい。

そこまで突き詰めて、とにかく感謝=Additional Point。

この感謝の繰り返しが、自己肯定感をつねに感じられる環境に身を置き、彼自身の自己評価をあげ、彼が自信を取り戻す結果になりました。

とかく細かい目標設定をして、それをクリアさせることでモチベーションがあがるというコーチングが多いと思いますが、それは結局

「減点主義」

の発想であると考えています。

会社に勤める一人のうつ病男性3 減点主義者:ペナルティストの行為

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