失敗したら減点
ドラゴン桜より
減点主義者が最も恐れることが「失敗」です。
「失敗」がいやおうなく「減点」されてしまうからです。
とくにそれが子どもであれば、失敗させたくないから否定してしまうのは当然です。
とにかく失敗を回避し、安定を得ようと考えます。
ドラゴン桜より
真面目な親御さんほど、自分の子どもを失敗させたくないあまりに、減点されないように守ろうとします。現状の環境が、いわば強烈な減点主義社会であることを無意識に知っているので、なんとか失敗させないようにと考えます。
こどもの能力を制限するような言葉、行動をしてしまっても、減点主義者が最も恐れる「減点」から回避しようとします。
ドラゴン桜より
加点主義に「失敗」「減点」はなし
ドラゴン桜より
容易されたマニュアルにそって、それを失敗することなく行うことが、いままでの減点主義社会では「成功」でした。ミスなく行うことが成功、失敗=減点でありました。
しかし、減点主義では、常に減点されるのではないかという恐怖、失敗・ミスをしてしまうのではと萎縮し、つねに息苦しさを伴いながら生活することになります。
自他ともに監視し、だれかが先に失敗してくれれば少し楽になる。
だれかの目をいつも気にしてビクビクしてしまう。
だれかから「減点」されるのではないかと萎縮している。
それはすべて「減点主義」であったから。加点主義は、自他ともに監視し合うことをなくし、自分のやりたいこと、こどものやりたいことがなにか、それを素直に表現できる考えです。
まず自分の感じていた恐れ、萎縮の原因が減点主義からきていると感じることで、生活にも変化がおとずれます。